令和元年5月1日、新しい時代の幕開けとともに、私は「ビルを買う」という抱負を口にしました。

前職で新規事業の立ち上げや、エンジニアとしてものづくりを経験し、「テクノロジーを活用すれば、より大きなインパクトを生み出せるはずだ」と確信していた中の新時代。

渋谷スクランブル交差点で00:00、親友に抱負を問われ、目の前の東急百貨店のビルを指して「あれを買う」と答えたのです。その突飛とも思える一言が、やがて会社設立の原動力となるのでした。

創業当時は、コロナ禍の混乱の真っ只中、まさにVUCA(変動性・不確実性・複雑性・曖昧性)と呼べる時代でした。しかし、絶望の中でこそ人間の真価が問われる――その信念を胸に、あえて革新主義のもと、会社を立ち上げました。

その後、数々の困難を乗り越えるうちに「ビルを買う」が私たちの揺るぎない軸となり、単なる目標を超えて社会にインパクトをもたらすプラットフォームを築く宣言へと昇華しました。

私たちは、「はたらく」、すなわち前を向いて進み続けるあらゆる行為を、最先端テクノロジーで根本からアップデートします。そして、挑戦(Endeavour)、変革(Futurize)、栄光(Glory)を掴む――この旗印の下、自他に潜む自己保身や既得権益、堕落に立ち向かっていきます。

この理念に賛同する企業や個人とともに、一つの高層ビルに多くの仲間が集い、世界を共につくりあげる。私たちはそのビジョンの実現を夢見て、日々も挑戦を続けています。

ぜひ、このストーリーを「読みたい」のではなく、一緒に「書きたい」と思える仲間とともに歩んでいきたいです。

代表取締役 永峰 剛志